平成27年10月1日の決算特別委員会にて交通局に対し質疑・要望した「31系統終発延長」が平成28年4月1日ダイヤ改正にて決定いたしました。
「需要に応じたダイヤの見直しについて」下記の質疑を行いました。
「ダイヤの終発延長について、具体的に31系統についてお尋ねするが、私は東灘区西岡本に住んでおり最寄りにはＪＲ摂津本山駅・ＪＲ住吉駅、そして阪急岡本駅の３駅がある。ＪＲ摂津本山駅の2014年度1日平均乗車人員は22,351人であり、降車人員を含めると１日の乗降車人員は４万人前後であり、阪急岡本駅における2014年度平日限定乗降車人員は32,098人で、この２駅を合算すると、1日あたりおよそ７万人強が利用していることになる。またこの２駅周辺には数多くの学習塾があり、塾に通う子供たちが遅くまで勉強に取り組んでいる立地でもある。しかしながらＪＲ本山駅前停留所より渦森台方面に向かう31系統の終発は、平日及び土曜日が22：06分、日曜祝日は21：30分となっており、通勤利用者並びに塾に通う子供たちや父兄のニーズに応えられていないのではないかと考える。特に塾に通う子供が終発以降に一人で徒歩、もしくは自転車で帰宅する様子を見ると心配でならない。通勤者が最終バスに間に合わず、個人負担でタクシーを利用し帰宅せざるを得ないとの声も多く聞いている。例えば、渦森台方面行きは、ＪＲ住吉駅前から38系統が、平日22：50分、土曜日祝日が22：20分まで運行しているが、ＪＲ本山駅前～新落合橋停留所間で降車する利用者のためにも、38系統と同等時刻まで終発を延長すべきである。今のダイヤでは、交通局としても得られるはずの収入を逃していると考える。」
結果、平成28年4月1日のダイヤ改正において平日終発が34分延長され、さらに祝日は最終便が1便増発されました。地元からの要望を受けていた案件でもあり、終発延長が決定され住民の利便性が一段とよくなりました。