新型コロナウイルス感染拡大の中、日々ご尽力いただいている医療従事者の皆様への支援など、新型コロナウイルス対策費を捻出するため、日本維新の会神戸市会議員団が中心となり「議員報酬2割削減案」を昨年上程いたしましたが、賛成少数で否決となりました。今年に入ってからも新規感染者数が急速に増加しており、これまでに経験したことのない感染拡大が依然として継続していることから、令和3年2月26日に私ども維新会派が「議会費削減（案）」を代表者会議で提案したことにより、議会費見直し等に係る検討会が設置されました。削減（案）は①費用弁償を廃止し実費支給 ②令和3年度視察旅費削減 ③政務活動費の1年間20%削減 ④議員報酬の1年間10%削減の4項目からなり、削減により捻出される約1億6千万円を医療従事者等への支援策に充てることに賛同を求める趣旨です。検討会で協議を行った結果、これまで本会議や委員会に出席した際に、交通費や諸費用として居住地に応じて日額3000～5000円が支払われていた費用弁償を実費精算に変更する改正条例案が9月6日に上程され全会一致で可決しました。費用弁償の実費支給は実現いたしましたが、他の3項目については残念ながら全会派一致とならず実現には至りませんでした。
日夜最前線で対応していただいている医療従事者等の皆様には心より感謝を申し上げます。