令和3年9月28日、日本維新の会神戸市会議員団は、令和2年度神戸市各会計決算並びに関連議案を下記の理由で要望13件を付して認定並びに承認致しました。
(理由)
令和2年度神戸市各会計決算では、新型コロナウイルス感染症の影響により、法人市民税など市税が減収すると共に、感染症対策に係る経費が増加し厳しい決算ではありますが、24年連続でプライマリーバランスの黒字を確保したことは評価いたします。しかしながら、感染症対策等のため財政調整基金を約33億円取り崩し、残高は約30%減少しました。また新型コロナウイルス感染症の影響に伴う市税収入の減少や社会保障関連経費の増加等により、今年度以降もより一層厳しい財政状況が予測されます。このような厳しい状況下ではありますが、今後は債権管理を適切に行いつつ、自主財源の確保に努め、財政の健全性を維持しながら、感染症拡大防止と社会経済活動の両立を図る施策を行っていかねばなりません。ウィズコロナ、さらにはポストコロナ時代に対応するため、新しいテクノロジーを柔軟に取り入れ、官民連携による行財政改革を着実に推し進めながら、市民サービスを向上させることを期待し、令和2年度神戸市各会計決算を認定、関連議案を承認いたします。
令和2年度決算特別委員会意見表明