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令和3年度神戸市予算に対する要望書を提出しました

新型コロナウイルス感染症が広まる中において市民の健康と神戸経済を守るために取り組みを進めておられますが、令和3年度の税収はコロナ禍により減収が見込まれ、またコロナ対策費の増加や人口減少への対策、少子超高齢化による社会保障費のさらなる増加などこれまで以上に厳しい神戸市の財政運営が予想されます。大きなテーマである「若者に選ばれるまち」「全ての世代が活躍できるまち」に加えコロナ禍にあって市民の健康と神戸経済を両立させる神戸市像をどのように描いていくのかが問われています。コロナ禍を経た神戸2025ビジョンの策定と実行の為にも次世代に大きなツケを回さないように更に踏み込んだ改革を行うべきです。行財政改革を推進する真っ只中にある現時点において、市民の行財政改革への理解を得るためにも、我々議員もしっかりとした覚悟を示す必要があります。私ども会派は「身を切る改革」を継続、実行中であります。それとともに、「将来世代・現役世代への重点投資」も訴えております。都市間競争が激化する中、次世代の将来を約束する環境づくり、若者を惹きつける魅力づくりの都市形成はコロナ禍であっても必要です。その中でも、少子化に伴う人口減少に歯止めをかけるための投資「子育てしやすいまち」、コロナ禍からの復旧復興への更なる取り組み、特に大型案件である都心・三宮再整備、市役所新庁舎再整備は新たな都心づくりには必要と考えますが、コロナ禍における財政状況も視野に入れて新たな視点が必要と考えることを要望いたします。また、民間の規範になるべくテレワークの推進やコロナ禍に対応した感染リスクを減少させる働き方として、適正な労使関係、人事制度、柔軟な勤務体系を築いていくことが重要となります。最後に、市長におかれましては、限られた財源の中、効果的かつ持続可能な財政運営をしていただくとともに、今後とも市民目線に立った市政運営を心がけ、緊急時にも対応できるコロナ禍における大胆な予算割振りを要望して、以下に記載する要望を令和3年度予算に適切に反映していただくよう申し入れます。

令和3年度神戸市予算に対する要望書