令和元年10月15日、日本維新の会神戸市会議員団は、平成30年度神戸市各会計決算並びに関連議案を下記の理由で要望18件を付して認定並びに承認致しました。
(理由)
平成30年度神戸市各会計決算では、社会保障関連費が増加した一方で、所得の増加などに伴う個人市民税の増や、行財政改革を進めたことにより20億4000万円の黒字となり、22年連続でプライマリーバランスの黒字を確保したことは評価いたします。しかし、総務省発表の人口統計において神戸市の人口減少数が全国市町村で最大となるなど神戸市の現状は厳しく、若者に選ばれるまち神戸を目指す施策は功を奏しているとは言い難い状況です。財政においては少子高齢化によって社会保障関係費負担割合がさらに増加することが予想されます。また、この度の教職員間の暴行問題においては神戸市の教育行政の信頼を大きく失墜させたことを重大に受け止めていただき、組織風土改革に向けて二度と不祥事が起きない体制になるよう全力で取り組んでいただきたい。今、神戸の発展と未来の為に、更なる改革が必要であることを申し添え、今後に期待し、平成30年度決算を認定し、関連議案を承認いたします。
平成30年度決算特別委員会意見表明