1990年から運行を続けてきた1000形の老朽化に伴い、2023年度までに全11編成を順次入れ替えることになった六甲ライナー。外観はシャープな船舶のシルエットをモチーフし、塗装は神戸にある最古のガス燈にちなみ、緑青を基調としています。内装は落ち着いた色彩や木目調の素材を使い、住宅地に隣接する側の窓には瞬間曇りガラスを用いて、沿線のプライバシーにも配慮されています。また、防犯設備やバリアフリーにも配慮が施され、全車両の両端には防犯カメラが設置され、入り口付近には車いす用のスペースもあります。新型車両は8月31日より先ずは1編成が営業開始となります。
