視察先:神戸沖埋立処分場
日時:平成29年5月22日 13:00〜16:00
毎日のくらしや、さまざまな産業活動から排出される膨大な量の廃棄物ですが、地球環境を守り、より豊かな生活を実現していくため互いに力を合わせて、廃棄物の発生抑制、再生利用、中間処理による減量化及び適正な最終処分を行うことを目的とした大阪湾フェニックス計画。大阪湾に埋立処分場を設け、近畿2府4県168市町村の受入区域から発生した廃棄物を受け入れている。今回は、7市6町の廃棄物を受け入れている神戸沖埋立処分場を視察させていただきました。面積88ha、1日平均385tの搬入実績があり、神戸港の海上都市である「六甲アイランド南」の一角を成し、埋立後は港湾関連用地、交流拠点用地、緑地などとしての土地利用が計画されています。また、環境保全対策として、区域外周を豊かな生態系を育む緩傾斜護岸とし、排水処理施設の運転管理、周辺海域の環境監視など、しっかりと環境を守られていました。30年後にこの島がどのような姿に変貌を遂げているのか想像は尽きませんが、廃棄物の排出を抑制することが我々に課された使命であることは間違いありません。