行政運営上の必要性が低く、採算性など自立度が低い外郭団体として「神戸ワイン事業」があります。平成13年~27年度までほとんど利益がでておらず、運営費の一部を市の短期貸付金で補填している状況が長きにわたり続いております。そもそもワイン事業は民間が行う事業と私は考え、「民間事業者の力を借りるなどの事業見直しが必要では」との問いに、「経営改善に取り組んだ結果平成29年度以降は安定的な黒字を見込んでいる」との副市長答弁でした。また、久元市長に神戸ワイン事業についての意見を求めたところ、「農家との信頼関係も大事にしながら、とにかくこの神戸市の短期貸付金を早期に回収することを念頭に置いて経営改善を図り、指摘があったPRを積極的に進め攻めの対応をしていきたい」との回答でした。経営が悪化した場合、本市の財政にも深刻な影響を及ぼすことが懸念され、徹底した効率化・経営健全化は不可欠であるため、引き続き事業見直しを強く訴えてまいります。
@質疑動画は下記よりご覧いただけます。
・平成28年 第2回定例市会【9月議会】一般質問(10月27日)
「外郭団体と神戸ワイン事業について」質疑しました
- 決算特別委員会意見表明を行いました
- 市政報告 vol.6 発行いたしました